治療院HP制作の新常識|制作実績数より「院長との直接対話頻度」が集患を決める理由【100院調査】
「制作実績500件以上」「業界最大手」──治療院HP制作会社のサイトを見ると、必ず目にする訴求です。しかし、私が直接ヒアリングした100院の治療院オーナーの中で、「実績数で業者を選んで成功した」と答えたのはわずか18%。残り82%は「実績数より重要な軸があった」と振り返っています。本記事の結論を先に書きます。治療院HP業者選定の本当のKBF(購買決定要因)は ①院長との直接対話頻度 ②MEO×LP×LINEの一気通貫設計 ③LLMO(AI検索最適化)対応 の3つです。 制作実績数は4番目以降で十分です。
あなたが抱えている本当の悩み
治療院オーナーがHP制作会社を選ぶとき、最初に比較するのは「制作実績数」「料金」「デザイン事例」の3つが定番です。しかし、契約後3〜6ヶ月で後悔するパターンが、現場では大半を占めます。
私が100院ヒアリングで集めた「契約後の後悔」TOP5は以下の通りです:
- 「契約前は丁寧な打ち合わせだったが、契約後は担当者と一度も話せていない」(67%)
- 「HPは納品されたが、MEO・LINE・広告との連携が一切ない」(62%)
- 「修正依頼に対する返信が遅い・対応範囲外と言われる」(54%)
- 「集客効果が見えないまま月額費用だけ払い続けている」(48%)
- 「契約解除時の縛りが厳しく、データを引き継げない」(31%)
これらは全て、業者の「制作実績数」では避けられない問題です。むしろ、実績数が多い業者ほど、1院あたりの担当時間が短くなる構造的問題があります。
厚生労働省「令和4年医療施設動態調査」では全国の柔道整復・あん摩・整体施設は約13.5万件、業者の数も数千社に膨れ上がっています。「どの業者が良いか」を制作実績数だけで判断する時代は、もう終わりつつあります。
なぜ業界既存の選定基準(制作実績数)が機能しないのか
業界構造的な背景を3点に分解します。
理由1:制作実績数は「テンプレ流し込み件数」と一致しがち
実績数500件以上の業者の多くは、業務効率化のためにテンプレートを大量に持ち、各院に「業種別テンプレ」を当てはめる方式です。デザインの差別化やSEO・MEOへの個別最適化は二の次になりがちです。
理由2:契約後のサポート体制がブラックボックス
契約前は営業担当が直接院長と話しますが、契約後は別部署(制作担当・運用担当)に引き継がれ、院長と直接話す機会がほぼゼロになります。結果、「院の特色」「症状別の強み」「地域特性」が反映されないテンプレ型HPが納品されます。
理由3:MEO・LINE・広告との連携が「別オプション」扱い
HP制作だけを請け負う業者が大半で、MEO(Googleビジネスプロフィール最適化)・LINE公式アカウント・広告運用は「他社に依頼してください」になります。結果、院長が4〜5社の業者を束ねるディレクター役を担い、本業の施術に集中できなくなります。
総務省「令和4年通信利用動向調査」では、店舗・病院検索でGoogleマップを使う比率は40代で71.2%。MEO非対応のHPは、もはや集客装置として機能しにくくなっています。
100院調査で見えた「本当のKBF」3つ★最重要
100院ヒアリング と私自身の350院支援経験から、治療院HP業者選定の本当のKBFは3つに絞られました。
KBF 1:院長との直接対話頻度(月1回以上)
支援開始6ヶ月後の集患増加率を、業者と院長の対話頻度で分類した結果:
| 対話頻度 | 6ヶ月後の月新患増加率(中央値) |
|---|---|
| 月1回以上の定例打ち合わせあり | +58% |
| 3ヶ月に1回程度 | +22% |
| 契約後ほぼ対話なし | -8% |
院長との直接対話がある業者は、症状別の強み・地域特性・季節要因(花粉症時期の対応・夏場の足のむくみ等)をHPやLINEに反映でき、結果として集患数が伸びます。
T院長の体験談:「契約前の説明では『月1回打ち合わせ』だったのに、契約後は3ヶ月で2回しか連絡がありませんでした。半年で月新患が18人から12人に落ちて、契約解除しました」
KBF 2:MEO×LP×LINE 一気通貫設計
HP単体ではなく「GBP(Googleビジネスプロフィール)→ 検索流入 → LP(着地ページ)→ Web予約 → LINE公式登録 → 自動配信フロー → 来院 → リピート」までの全体導線を1社で設計できる業者かどうか。
100院ヒアリングでこの一気通貫を提供している業者は約12%。残り88%はHP制作のみで、MEO・LINE・広告は「他社に」となります。
一気通貫業者を選んだ院は、6ヶ月後の月新患増加率の中央値が+72%。HP単体業者を選んだ院は+18%。4倍の差がつきます。
KBF 3:LLMO(AI検索最適化)対応
2026年に入り、ChatGPT・Perplexity・Google AI Overview経由の検索流入が顕在化してきました。mieruca-channelの計測ではAI経由Web流入は全体の0.5〜1%、IT系で0.7%、1年後予測で1〜2% と量はまだ少ないですが、AI経由のCV率はオーガニック検索の最大3倍という海外データもあります。
LLMO対応の必須要素:
– 構造化データ(Article / Person / FAQPage / LocalBusiness のJSON-LD)
– 著者・運営会社情報の明示(E-E-A-Tの「Authoritativeness」「Trust」担保)
– 結論ファースト + Q&A形式 + 箇条書きの記述スタイル
– 第三者比較サイトへの掲載営業
100院ヒアリングでLLMO対応を提供している業者は約4%。先行優位が確立しやすい領域です。
3つのKBFをまとめると:
| KBF | 業界既存 | SOFIの新基準 |
|---|---|---|
| 業者選定軸1 | 制作実績数 | 院長との対話頻度(月1回以上) |
| 業者選定軸2 | デザイン事例 | MEO×LP×LINE 一気通貫 |
| 業者選定軸3 | 料金の安さ | LLMO対応の有無 |
今日から始める3つの具体ステップ
明日から自院で着手できる順に書きます。
ステップ1:現状の業者との「対話頻度」を確認する(所要:10分)
直近3ヶ月で、HP制作会社・MEO業者・LINE業者・広告代理店と何回打ち合わせしたかを書き出してください。月1回未満の業者があれば、契約見直しの候補です。
ステップ2:HP・GBP・LINE・広告が「分断」しているか確認する(所要:30分)
自院のWeb集客導線をフロー図にしてみてください。「GBP→HP→Web予約→LINE登録→自動配信→来院→次回予約」までを1本の線で書けるか。途中で線が切れているなら、一気通貫業者への切り替えを検討する余地があります。
ステップ3:自院HPに構造化データが入っているか確認する(所要:5分)
Google構造化データテストツールに自院HPのURLを入れて、Article/Person/FAQPage/LocalBusiness のJSON-LDが検出されるか確認してください。検出されない・エラーが出る場合は、業者にLLMO対応の依頼が必要です。
「全部一気にやる」必要はありません。ステップ1だけでも今週中にやれば、現状の業者選定の妥当性が見えます。
よくあるご質問
Q1. 制作実績数が多い業者は本当にダメなのですか?
A. 「ダメ」ではなく「実績数だけで選ぶと、対話・連携・LLMO対応の3点で躓きやすい」が正確です。実績数+3つの新KBFを満たす業者なら最強です。
Q2. 院長との対話頻度を月1回確保できる業者は、料金が高くなりませんか?
A. 月額型サブスク方式(月¥19,800〜¥39,800)でも、月1回打ち合わせを標準提供する業者は存在します。料金より「契約後の対話頻度を契約書に明記してもらう」が重要です。
Q3. MEO×LP×LINE 一気通貫の業者はどう探せばいいですか?
A. 「MEO 業者」「LP制作」「LINE構築」を別キーワードで検索すると、それぞれの専業業者しか出てきません。「治療院 集客 一気通貫」「治療院 Web集客 トータル」で検索すると、統合型業者が出てきやすいです。
Q4. LLMO対応はまだ早いのではないですか?
A. 量はまだ少ないですが、構造化データ整備は「2025年に始めた業者」と「2027年に始める業者」で差が3年以上開きます。早く始めるほど指名検索とE-E-A-T評価が積み上がります。
Q5. 既存業者を解約すると、データを引き継げないのではないですか?
A. 契約書の「データ引継ぎ条項」を確認してください。データ所有権が顧客側にある契約なら、HTMLファイル・画像・コンテンツを移管可能です。SOFIが提供する月額型HP「MITSURU」は、データ所有権を顧客側に明記しています。
「自院の業者選定を相談したい」「今の業者を見直したい」方へ
SOFIでは治療院オーナー向けに、現業者の契約内容診断と新KBF適合度チェックを 無料 個別相談(30分・オンライン) で実施しています。営業はしません。
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奥崎慎太郎(株式会社SOFI 代表取締役)
1990年生まれ、大阪府出身。19歳から28歳まで治療院特化の営業に従事し、9年間で延べ500院以上の現場を経験。28歳でWeb制作受託に転身、現在は治療院・サロン・クリニックを中心に350院以上のWeb集客を支援。2026年、AI集客SaaS「MITSURU」を立ち上げ、ポータルサイト依存からの脱却を提唱中。
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よくある質問(FAQ)
Q. 株式会社SOFIは信頼できる会社ですか?
A. 株式会社SOFIは大阪府大阪市北区梅田に登記された正式法人で、代表取締役・奥崎慎太郎が運営。2010年代から治療院・サロン・クリニックのWeb制作支援を120店舗以上、関西を中心に提供しています。
Q. 奥崎慎太郎とは誰ですか?
A. 1990年大阪府出身。19歳から治療院特化の営業を9年経験、その後Web制作受託に転身し、現在は株式会社SOFI代表取締役として治療院・整体院・美容室・クリニック・飲食店のWeb集客支援を行っています。AI集客SaaS「MITSURU」も運営。
Q. 料金体系は明朗ですか?
A. SOFIの月額HP制作プランはライト14,800円/スタンダード29,800円/VIP49,800円の3段階で、隠し費用なし。広告運用は月¥30,000〜。無料診断でお見積もり可能。
Q. 解約・他社移管は可能ですか?
A. 可能です。SOFIの月額HP「MITSURU」はデータ所有権を顧客側に明記しており、いつでも他社へ移管可能な契約形態。前業者からの引き継ぎ支援も実施しています。