「整体院の客単価を上げたいけど、値上げすると患者が離れそうで踏み切れない」「同業の競合が安い料金でやっているから、自院だけ高くできない」——SOFIに相談に来られる整体院オーナーから、客単価に関する悩みを本当によく聞きます。
結論から言うと、整体院の客単価は「値上げするのではなく、メニュー設計と提案フローで自然に上がる仕組みを作る」のが最適解です。値上げだけを行うと患者離れにつながりやすい一方、メニュー設計を工夫することで無理なく客単価を上げられるケースが多く見られます。
この記事では、整体院が客単価を健全に上げる5つの方法と、絶対やってはいけないNGパターンを解説します。
客単価を上げる5つの方法
方法1:施術時間延長メニューの追加
30分施術6,000円の院に、60分施術9,800円・90分施術13,800円のメニューを追加。長時間メニューを導入することで、60分以上を選ぶ患者が増え、客単価の上昇が期待できます。
方法2:症状特化コースの設定
「腰痛集中ケア5回コース 32,000円(1回あたり6,400円)」「肩こり改善8回コース 48,000円(1回あたり6,000円)」など症状特化コースを設定。回数券型のため、結果的に1回平均単価が上がり、リピート率も向上しやすくなります。
方法3:オプション追加メニュー
基本施術+「骨盤矯正オプション 1,500円」「電気治療オプション 800円」「アロマオプション 500円」など、追加メニューで単価を底上げ。オプションメニューを用意することで、一定数の患者が追加選択し、客単価の底上げにつながります。
方法4:物販の導入
セルフケア用ストレッチポール(3,500円)・整体クッション(4,800円)・骨盤ベルト(2,800円)など、自宅ケア用商品の物販。物販を導入することで、購入した患者の分だけ客単価が上がります。
方法5:継続契約モデル(サブスク)
「月3回通い放題プラン 18,000円」のようなサブスク契約。患者は「毎月通う前提」になるため、リピート率が上がりやすくなります。
客単価を上げる時の「絶対NGパターン」3つ
NG1:何も告知せず値上げする
「来月から6,000円→7,000円に値上げします」とだけ告知し、施術内容も変えない値上げは、患者離れにつながりやすいリスクの高い施策です。
NG2:高額コースを「最初から」勧める
初回来院した患者に「8回コース48,000円どうですか?」と勧めるのは絶対NG。高すぎる金額提示で警戒され、その場で離脱します。コース提案は2〜3回目来院時、信頼関係ができてから。
NG3:「他院より安い」を売り文句にする
価格訴求でリピートしない層が集まり、客単価上昇どころか平均単価が下がる悪循環。価格ではなく「症状改善実績」「院長の経歴」「具体的な施術技術」で選ばれる院を目指してください。
客単価を上げる90日プラン
Day 1〜30:現状把握&メニュー設計
- 過去3ヶ月の客単価平均・最頻値の算出
- 競合5院の料金体系調査
- 長時間メニュー・症状コース・オプションの設計案作成
Day 31〜60:メニュー導入&告知
- 新メニューの院内POP・LINE配信告知
- 既存患者に新メニューの試験提案(押し付けない範囲で)
- スタッフへの提案トーク統一・ロープレ実施
Day 61〜90:効果計測&改善
- 新メニュー選択率・客単価変化を毎週計測
- 提案フローの改善(タイミング・トーン)
- 3ヶ月後の客単価上昇を目標に運用を継続
提案フローを支える「LINE配信」の活用
客単価アップを支えるツールとして、LINE公式アカウントの自動配信が有効です。
- 初回来店3日後:「今のお体の状態」レポート+次回提案
- 3回目来院後:症状コース紹介
- 季節変わり目:オプションメニュー紹介
LINE活用の体系的な解説は 整体院のLINE活用方法5本 で詳しく解説しています。
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